噛み合わせと美しい骨格を維持する為に
お口から始めるお顔と体の美容法
噛み合わせの違和感、解消します
どこで噛んだらいいかわからない。最近噛みにくくなった。色々な歯医者さんで治療を受けていると、歯科医院ごとに治療のコンセプトが異なり本来の自分の噛み合わせが変えられてしまうことがあります。また1つの口に中に色々な種類の金属を使っていて、メインテナンスをしていないと歯のすり減り方が異なり、徐々に噛み合わせが変化してしまいます。たった1本の歯が原因ですべての噛み合わせが変化します。上下のアゴが1つのユニットとしてうまく動けるようにすると、よく噛めます。本来、子供の頃から規則正しく生活していなければ噛む側に左右差があるのは当然です。それを無理に両方で噛もうとしたりすると首を壊してしまいます。
また、体のバランスが崩れて姿勢が悪くなります。そのため、肩こりや腰痛を起こす事があります。 骨格と筋肉の要求と異なった歯並びが人工的に作られてしまうと体全部のバランスが壊れてしまいます。
噛み合わせが乱れる要因
- 虫歯・歯周病
- 虫歯や歯周病による痛みや歯のぐらつきがあると、痛みを避けるために無意識に噛み合わせをずらして噛むようになり、 本来とは違う噛み合わせになってしまいます。
- 抜歯
- 歯が抜けてしまった状態で放置してしまうと、周りの歯が伸びたり傾いたりして噛み合わせが変化します。
- 生活習慣
- 脚を組んで座る、喫煙、寝っ転がったままの読書、甘いもの、指しゃぶりなど、さまざまな生活習慣が要因でアゴの位置が不安定になります。
- 歯ぎしり
- 普段、無意識に歯を噛みしめていたり、睡眠中に歯ぎしりをしたりしていると、歯や骨に大きな負担がかかって歯周組織の循環障害を招きます。
- 義歯・詰め物・被せ物
- 虫歯治療後に入れる詰め物・被せ物などは、作製してから数年ですり減ったり歪んだりします。 また、保険の義歯を長期的に使うと歯がすり減りって噛み合わせが低くなってしまいます。
- 遺伝
- 歯の大きさや顎の大きさは、遺伝が関係していることもあります。
噛み合わせのよくある誤解
「顎は左右対称にバランスよく使って噛まないと顔がゆがんでくる 」「えっ!?左右バランスよく噛まなくちゃいけないんじゃないの?」よくそう言われますが、それは正しい情報ではありません。噛み合わせには個人差があり、アゴの関節の形や大きさは左右対称ではありません。
ですから骨格的にも左右対称には使えないのです。無理に両方で噛もうとしても力が入らず噛みにくい方があり、頬や舌を噛んでしまったり首を痛めてしまいます。
では自分自身の噛み合わせを知るためにはどうすればいいのか。
当院では歯型・レントゲンを撮って、その人の噛み合わせを調べます。
その人が本来どっちで噛むのかが分かります。また全身の写真も撮り、その人の全身のバランスも見ていきます。
もしも、噛み合わせに問題があることがわかった場合は、患者さんの合意をいただいたうえで治療を行います。
単なるクセだと思っていた噛み合わせが、実は病気のサインだということも考えられます。
まずはお気軽に検査を受けてみてはいかがでしょうか?
当院の補綴治療
「噛み合わせって歯で決まるんですよね?」→× 上下が上手く噛み合ってもアゴの位置が変わってしまったら噛み合わせも変わってしまうのです。同じ人で違う姿勢をしています。
この3つでは噛み合わせは全く違います。ですから姿勢は大切!
大人の矯正治療にたいする考え方
子どもの矯正は顎の成長に合わせて行うことができ、それに合わせて筋肉や骨格が成長しますが、大人の矯正はすでに出来上がっている筋肉や骨格の中で歯だけ動かしてもうまく機能しないことがあります。正しい噛み合わせと美しい骨格を維持する為に
美しく整った横顔のラインや正しい姿勢には、噛み合わせが大きく関係しています。 美容とは、化粧品などだけで行うものではありません。噛み合わせを整えることから始める「根本的な美容法」についてご説明します。姿勢と噛み合わせはつながっています
イスに沈み込むように座ったり、足を組んだりと、姿勢を崩して座っていると噛み合わせがずれてしまいます。そのまま食事をしようとしてもしっかりと噛めず、その姿勢を続けると少しずつ顔そのものが変形してしまうのです。
背筋を伸ばし、アゴをやや引いて、首が頭をしっかりと支えている状態にしましょう。
これが正しい姿勢です。この姿勢を保てるようになると、腹筋や背筋、咀嚼筋が正しく働いて、顔だけでなく身体のバランスも整います。
唇を閉じているときの歯の状態
唇を閉じているとき、歯がどんな状態になっているかを確かめてみましょう。上下の歯には隙間が空いていますか?それとも触れている状態ですか?
正しいのは、少し隙間が空いている状態です。
歯を噛みしめすぎると、歯が骨の中にめり込んでしまうため、 鼻からアゴまでの長さが少しずつ短くなっていってしまいます。
唇を閉じたときは、歯と歯の間に少し隙間を空けることを意識しましょう。
睡眠時は上向きで
横向きやうつ伏せで寝ていると、アゴや首に余計な負担がかかってしまうため、歯並びや噛み合わせに悪影響が出てしまいます。また、口を開けたままの状態になりやすいため、口のなかが乾燥して虫歯菌や歯周病菌が繁殖しやすくなります。
できるだけ上を向いて寝るように意識しましょう。これが、健康の秘訣です。 ただし、腰が反っていると、上を向いて寝られないことがあります。
また、枕が高すぎると歯を噛みしめすぎて歯や歯周組織に悪影響が出たりしてしまうため、注意が必要です。